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現実と事実と真実と 
きっと。

「職人」って言葉に
憧れや安心、信頼を抱く方も
多いかと思います。

例えば。

ガンコ職人のおせんべいとか
職人こだわりのラーメンだとか

食べ物に限らず、日用品でもなんでも
「職人」がつくと美味しそう!良さそう!って
迷わず選んじゃいませんか?わたしもです

それだけ信頼されていて需要もあって
じゃぁ 実際「職人さん」が
若い人達にも人気の職業かというと
残念ながらそうでもなかったりするんですよね。
ほんともったいないなって思います。

職業がら色々な業種の方と
お話しさせて頂く機会が多いのですが

やはりみなさんどの業種でも
現場で働く人がいない。
職人さんがいない。
人手が足らない。
という声を多く聞きます。

外構業界も例外ではなく
この20年の流れをみていると

ここ数年で 会社自体は増えていますが
ここ数年で 現場の職人さんは激減している
なかなか知られていないけどそれが今の現状なのです。

プランナー、デザイナー、コーディネーターは
間違いなく増えているんですけど
力仕事や手仕事(技術・経験・技)を生業とする
本来現場に必要な本当の職人さんは激減し
若い人の成り手もほとんどなく
じわじわと高年齢化が進んでいるのが
いまの外構業界の現実。

需要と供給のバランスがあきらかに
おかしな事になっている様に感じます…


スポーツで例えると・・・
プレイヤーの人数が足らなくて
監督や評論家、解説者ばかりが増えている感じでしょうか 
肝心な試合は、控えの選手もいないから選手交代できません!な感じ。

「職人」が減ってしまった理由や原因は
高齢化だとか不景気だとかリーマンショックだとか
震災だとか時代だとか…本当にいろいろあって
複雑なんだと思いますが

現場を納める職人さんが減り続けているのは事実で
今日、明日どうこうではないにしろ
とってもとっても厳しい状況になっています。

最優先されているはずの被災地の復興でさえ
人手、職人、資材とも不足していてなかなか進んでいないと
昨日TVのニュースでも報道されていて

ここ茨城の職人さんが減ってしまった理由のひとつは
被災地での仕事を受けている方が多いからだと
思っていたし、そういう話も実際耳にしていたので
そのニュースはさすがにショックでした。



そして、いま現在建設業界は
消費税だとかアベノミクスだとか
経済の流れを見越した需要が増え
業界全体が忙しくなっていて

それは本来喜ばしい事なのに
今の状況がそんな状況なので
現場ではいろいろとなかなか
難しい事になっている現実もあるのです。



私が知っている職人さん含め働いている方達はみな
自分の仕事に誇りを持つ素敵な方達ばかりで
お客様をお待たせしない様にと努力し
模索し、創意工夫されておりますが
どうしても人も時間も重機も体力も
限りがあるので日々葛藤もされています。

それでも今日もお客様の現場では
キツキツ&ギリギリの中で汗をかきかき
縁の下の力持ちとなって精一杯頑張って
働いている職人さん達がいるって事を
ぜひ皆さんにも知って頂きたいのです。

お家もお庭もお客様にとって夢や希望の証。
一現場、一現場、それぞれ想いが込められた
一生に一度の大切な工事ですから
会社としても、職人さん達としても
精一杯対応と施工をさせて頂いております。

しかしながらどんなに頑張っても段取りしても
人手も時間も重機も体力も資材もご予算も限りがあり
しかも昔から「現場は水物」といわれている様に
努力や気合だけではどうにもならないことも多く
ジレンマも抱えていることも多いのです。
だから自分があと3人いたらな…な
妄想が始まっちゃうんです


それでも厳しくても辛くても頑張れるのは
お客さんに喜んでいただきたいから。
ただそれだけなのです。


弊社に限らず業界全体の職人さん達は
いま現在フル稼働。正直オーバーワーク気味。
危険を伴う仕事ですから過度な疲労や焦りは禁物なのに
そんな今の状態で、工事が進めなくなってしまう梅雨と
熱中症と隣り合わせの過酷な夏を迎えてしまうのは
職人の妻としても 経営者の妻としても
ほんとにほんとに心配しています。

何とか持ちこたえている今のこの実状は
働く人が皆 人の為に動く所か 人の為に戦ってます。
倒れてしまう前になんとかしたくって

かといって 私が出来ることといったら
このブログで 活字に想いを託し
ありのままをご紹介することしかできないけど

どうかそんな職人さん達が置かれている
厳しい現状を少しでもお客様にも知って頂いて
少しだけでもお時間を頂けることを切に願います。

完成を楽しみにして下さっているお客様に
通常よりお待ち頂いているいまの現状が
大変心苦しく申し訳ない気持ちで一杯なのですが

少しだけお待ちいただけた分
職人さん達は仕事に集中できて
さらにいい仕事ができて
お客様のそのお気持ちにお答えできると
私は確信しています。

そんなこの業界の現実と働く人達の声なき声に
すこしでも耳を傾けてくださって
ちょっとでもご理解頂けたら幸いです。





お伝えしたい想いがいっぱいあって
いつになく真面目に(いつも真面目ですが
いつになく長文になってしまいましたが
最後まで読んで頂きありがとうございました。

いけざわ社長は直接的に約20年。
私は妻として間接的に約20年。
この外構業界に携わってきたからこそ
書ききれないほど 言葉にできないほど
いろいろ感じることや想うことがあります。
まだまだ若手のつもりでしたが気が付けばアラフォーです

そんな厳しい現状を踏まえても 
遣り甲斐、生き甲斐を感じ大好きで仕方がないこの仕事。
起業して12年経ち、これから大きな節目を迎えますが
初心を忘れた事は一度もなくって 毎日初心です。

まだまだ至らない私達ではございますが
これからも改善と挑戦を続け
より一層皆さまに喜んで頂ける様
力をあわせ精進して参ります。

続けるということは
変わり続けるってことですもんね。

ファイト!です。

そして

とどけ、熱量


 

秘密にする

 
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